皆さんこんにちは、耳コミライターのUKです。
「That」を「ザット」と発音していませんか。
それではネイティブには伝わりにくいです。
実は「That」は「ダッ」と発音するほうが、はるかにネイティブの発音に近くなるのです。
この記事では例文を交えて「That」や「The」の発音をマスターするための方法を紹介していきます。
それでは、思いっきり「耳」を使っていきましょう。
Thatの発音は「ザット」ではなく「ダッ」の方がネイティブに伝わる
That を「ザット」あるいは「ザッド」と発音するように習いませんでしたか?
私はそうでした。
しかし、それではネイティブに伝わりません。伝わるのは「ダ」です。
それではさっそく例文を聞いてみましょう。
That was great (ダ・ワズ・グレイト )
と言っています。
「great」はそのまま「グレイト」で通じることが多いですね。
グレイトティーチャ・・・いえ、なんでもありません。
ここでは「That」の発音が「ダ」だと思っておけばだいたい会話も通じるし、聞き取れると覚えておいてください。
ただし、毎回言いますが、カタカナ発音の表記はあくまで説明を分かりやすくするための参考です。「口」を使って「耳」で覚えるようにしてください。
自分の口で発音して自分の耳に慣らしてください。
それでは次の例文です。
that would be great (ダ・ウ・ビ・グレイト)
と言っています。
The も「ザ」ではなく「ダ」。
「The」は「ザ」というより「ダ」に近い発音です。
それではこちらを聞いてください。
The north face (ダノースフェイス)
と言っています。
ネットで調べると、日本語でおもいっきり「ザ・ノースフェイス」と出てきますが、英語の発音としてはNGなんですね。
けどそりゃ、そっちで覚えてしまいますよね。
ハワイの路線バスに「The bus」てありますけど、 あれも「ザバス」じゃなくて「ダバス」です。
しかし、アニメ「交響詩篇エウレカセブン」でアネモネが乗っているロボットは、「The end(ジ・エンド)」です。
なぜか。
例外:「The」 + 母音で、「The」は「ディ」になる。
ご存じかもしれませんが・・
「The」は基本的に「ダ」で問題ないのですが、発音の例外ルールがあります。
「The」に母音(a、i、u、e、o)が続く場合は、「The」は「ディ」とう発音になります。
しかし、ルールを細かく理解するより、具体的にどんな表現があるかを「耳」で聞いて覚えてください。
アニメ「ぼくらの」に出てくるロボットは「The earth(ディ・アース)」ですね。
おっさん3人組の日本のロックバンドは「The alfee(ディ・アルフィー)」です。
あ、ちなみに「alfee」は人物名なので覚える必要ないです、すいません!
ネタが古いとか思わないで・・・
このように英語の発音には例外ルールもたくさんありますのでややこしいです。ですが、基本的には「ダ」なので安心してください。
「The earth(ディ・アース) 」の発音を実際に聞いて耳で確かめましょう。
まとめ
それではまとめです。
- 「That」は「ザット」ではなく「ダ」です。
- 「The」は「ザ」ではなく「ダ」です。ただし、次に続く単語が母音で始まる場合は「ディ」になります。
- 「That」と「The」はどちらも「ダ」でややこしいですが、意味は文脈で判断します。
今回は「That」と「The」について、知らないと聞き取れないカタカナ発音を紹介しました。
中学生レベルの基本的な単語であっても、ネイティブが発音すると、とたんに聞き取るのが難しくなります。
それは、私たち日本人の多くが正しい発音を知らないからです。
このサイトの英語上達テクカテゴリーでは、そんな人のために英語力を向上させるテクニックを紹介しています。
耳コミライターのUKでした、それではまた。