DTMを始めたばかりの初心者の方は、「コードって何だ?」って感じかもしれません。
そこで、今回は、曲のコード進行を決めるためのコード理論について解説していきます。
はじめに |スケールは理解出来てますか?
コードについて理解する前に、スケールの概念を理解しておく必要があります。
「スケールって何だっけ?」という方は、この記事を読む前に、まず以下の記事を読むことを推奨します。
[nlink url=”https://mimikomi.com/theory-scale/”]
コード(和音)とは?
コードとは、同時に演奏された2つ以上の音のことです。
ご存じの通り、厚みのある響きが特徴で、単音のメロディラインを引き立たせるための「背景」のような役割を担っています。
なかでも、3つの音を使った、「三和音(トライアド)」が最も良く使われています。
基準となるルート音に、これから説明するルールに従って音を重ねることでコードになります。

ルート音とは?
コードにおいて、一番音程の低い音を、ルート音(根音)と呼びます。
ルート音を基準として、2つの異なる音を足すことでコードをつくります。
ベースギターにおいては、このルート音だけを演奏する場合が多いです。
ルート音は、C~Bの12個存在します。
コードの作り方は?
ルート音に、3度や5度の音を足すことで、コードになります。
度とは?
1度、2度、3度・・という、「音程」の数え方があります。
スケールから基準となる音を選び、その音を1度として、1度、2度、3度・・とスケールに含まれている音を順番に数えます。
例えば、Cの音を基準(1度)とするとDの音は2度、Eの音は3度です。Eの音を基準(1度)とするとFの音が2度、Gの音が3度です。
例)Cを基準とする場合
1度:C(ルート音)
2度:D
3度:E
4度:F
ダイアトニックコード
ダイアトニックコードとは、スケールに含まれる各音をルート音として、全音を足してつくられるコードのことです。
全音を足すというのは、1度をルート音として、3度、5度、7度の音(全音分の音程)を足していくという意味です。
ダイアトニックコードには、主に以下の2種類が存在します。
・三和音(トライアド)
⇒ルート音に、全音を2個足してつくられる(1度、3度、5度)
例)メジャーコード、マイナーコード
・四和音(テトラッド)
⇒ルート音に、全音を3個足してつくられる(1度、3度、5度、7度)
例)セブンスコード
※7度を足すのでセブンスコードと呼ぶ。
例えば、Cメジャースケールの場合、ルート音であるC(ド)に、3度、5度の音を足すので以下のようになります。
1度:C(ド)
3度:E(ミ)
5度:G(ソ)
1度:D(レ)
3度:F(ファ)
5度:A(ラ)
コードの種類
コードにも色々種類がありますが、メジャーコードとマイナーコードだけを覚えておけば大体の曲は作れてしまいます。
最小単位である「半音」で数えて何個分離れた音を足すかによってコードの名前が変わります。
メジャーコード
はきはきとした、明るい雰囲気の響きが特徴の三和音(トライアド)です。
・構成音
1度~3度の音程:半音4個分
3度~5度の音程:半音3個分
マイナーコード
落ち着いた、暗い雰囲気の響きが特徴の三和音(トライアド)です。
・構成音
1度~3度の音程:半音3個分
3度~5度の音程:半音4個分
メジャーコードとマイナーコードの違い
メジャーとマイナーの違いは、「3度の音の位置が、半音違う」ということです。
つまり、メジャーコードの3度の音を半音下げればマイナーコードになります。
キーを決めると使えるコードが決まる
例えば、曲のキーをCメジャーにしようと思ったとき、基本的に使えるコードは7つのダイアトニックコードに限られます。
例)曲のキー : Cメジャー
使えるコードは、C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5 だけ。
※Bm♭5はあまり使わないので、実質6個だけです。
メロディを決めると使えるコードが決まる
メロディラインをつくったときに、例えばそのメロディがCメジャースケールに含まれる音のみだった場合、その背景として同時に鳴らすことの出来るコードは、Cメジャースケールのダイアトニックコードだけです。
また、反対にコードを先に決めると、メロディに使える音階が限られます。
これを知らないと、「メロディに合うコードが全然分からない」とか、「コードに合うメロディが浮かばない」ということになるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回解説した内容については、知らなくても曲作りは出来ますが、理解しておくと、早く曲作りが出来るようになります。
そのため、ぜひ一度、理解しておくと良いですよ。

