DTMをする上で必要となる機材のひとつ、オーディオインターフェイス。
これからDTMを始めようとされている人は、この耳慣れないオーディオインターフェイスという機械は何ぞや?何で必要なの?という方も多いと思います。
そこで、今回はオーディオインターフェイスの主な機能を解説し、あなたにとって必要なのかどうか、そして必要な場合は購入する場合の選定ポイントについて紹介します。
オーディオインターフェイスとは何ぞや?何で必要なの?という疑問に答えます。
⇒あなたにとって本当に今、必要なのかが分かります。とりあえず買わないと!と思っている方は一度、この記事に目を通してから購入を検討してみてください。
オーディオインターフェイスって何?
オーディオインターフェイスとは、パソコンに音声を取り込んだり、パソコンの音をスピーカーに出力するための変換装置です。
主に、A/DコンバータとD/Aコンバータという装置によって構成されており、「O/I」とか「AD/DA」のように表記されたりします。
✔A/Dコンバータ(アナログ ⇒デジタル)
アナログの音声信号をパソコンで取り扱うためのデジタル音声信号に変換する装置。
✔D/Aコンバータ(デジタル ⇒アナログ)
パソコンのデジタル音声信号をスピーカーに出力するためのアナログ音声信号に変換する装置。
何で必要なの?
オーディオインターフェイスがあると、以下のことが出来ます。
①マイクや楽器のレコーディング
マイクやギターなどの楽器の音を録音してパソコンに取り込みたい場合、パソコン自体にはその機能が無いため、オーディオインターフェイスを経由して音を取り込みます。
②スピーカーでのモニタリング
DTMソフトを用いて作曲を行う上で、モニタースピーカーで音を確認したい場合にオーディオインターフェイスが必要になります。
もちろん、パソコンに直接接続できるスピーカーもありますが、簡易的なものが多く、正確に楽曲の音を確認するのには不十分です。
③ソフトシンセの発声遅延(レイテンシー)を防ぐ
MIDIキーボードを使って、ソフトシンセを演奏したときに、キーボードを押したタイミングからズレて音が出ることがあります。
基本的にパソコンのスペックが足りていれば大丈夫なのですが、スペックが低かったり、重くなっているパソコンの場合、処理が間に合わず、発声が遅れたり、ブツブツとノイズが発生します。
MIDIキーボードをオーディオインターフェイス経由でパソコンに接続することで、パソコンではなくAD/DAコンバータに処理を代行させることが出来るため、発声遅延を避けられます。
オーディオインターフェイスが無いと曲作りは出来ないの?
そんなことはありません。
今のあなたが、別に前述した①~③の機能を必要としてなくて、
・パソコン上のソフトだけで作曲するし、録音はしない。
・基本的にヘッドフォンかイヤフォンだけでモニターする。
・MIDIキーボードでソフトシンセを演奏しても発声が遅れることはない。
という状況であれば、特にオーディオインターフェイスは必須ではありません。
エレクトロニックミュージックなど、ソフト音源だけで制作が完結するようなジャンルを制作する人で、パソコンのスペックも十分なのであれば、最初から購入する必要はないでしょう。
購入したいけど、どんなものを選べば良い?
オーディオインターフェイスが必要な場合、購入前に必ずチェックすべき仕様はこちらです。
・量子化ビット数(単位:bit)
・サンプリング周波数(単位:kHz)
・対応OS(Win/Mac)
①量子化ビット数(単位:bit)
量子化ビット数とは、アナログ音声信号⇔デジタル音声信号の変換時の、処理の細かさです。
この数値が大きいほど高音質で録音・再生できることになります。
市販のCDの量子化ビットは16bitなので、CD化する場合は最低限それ以上のスペックが必要になります。
②サンプリング周波数(単位:kHz)
サンプリング周波数も量子化ビット同様、アナログ音声信号⇔デジタル音声信号の変換時の処理の細かさを表しています。
市販のCDのサンプリング周波数は44.1kHzなので、こちらも最低限それ以上のスペックは欲しいところです。
なお、製品仕様には「最大24bit/192kHz」のように量子化ビット数と合わせて表記されていることが多いです。
市販CDの規格16bit/44.1kHz以上のスペックは必要ないの?
ちなみに、制作した音源を最終的にCDにするなら、録音する時も16bit/44.1kHzで作業すれば良いんじゃないの?
という疑問も浮かびますよね。
確かに論理的にはそうなのですが、高音質で録音して編集した音声ファイルをCD化する際に16bit/44.1kHzに戻すほうが音が良くなる傾向にあります。
③対応OS(Win/Mac)
使用するパソコンのOSに対応したオーディオインターフェイスを選びましょう。
また、iPhone、iPadなどのスマホ・タブレットでDTMをしたい場合は、それに対応している製品を選択しましょう。
おすすめオーディオインターフェイス
現役トラックメイカーとして私がおすすめ出来る製品を別の記事で紹介します。
随時更新していきますので、チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はオーディオインターフェイスの機能と必要な場合にチェックすべき仕様について紹介しました。
皆さんもこの記事を参考にして、オーディオインターフェイスが本当に自分に必要なのかを見極めた上で、購入することを検討してください。
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