皆さんこんにちは、耳コミライターのUKです!
季節の変わり目など、お決まりのように風邪を引いてしまって、予定を狂わされていませんか?
私も季節の変わり目には必ずといっていいほど風邪を引いていました。
しかも、一度風邪を引くと、せきや鼻詰まりが一ヵ月以上は続いていました。
残念ながら、風邪のウィルスをやっつける薬は今のところ世の中に存在しません。
ですが、驚くほど効果的に風邪を予防できる習慣があるのです。
私もこの習慣を生活に取り入れてからは、かなり風邪を引きづらくなりましたよ。
今回は、そのとっておきの方法を紹介します。
風邪を引くメカニズム

私たちが風邪を引いてしまうそもそもの原因について、そのほとんどはウィルス感染によるものです。
免疫力が弱っているときに、のどや鼻の粘膜に付着したウィルスに感染することによって発症します。
つまり、そのウィルスに感染しないためには、
①免疫力を上げる
②のどや鼻に侵入するウィルスを撃退する
の2択の方法があります。
① 免疫力を上げる
の方法に関しては、普段の生活習慣から見直す必要がありますので、簡単ではありません。
ちなみに、免疫力を上げる一番良い方法については、別の記事で紹介します。
ここでは、
② のどや鼻に侵入するウィルスを撃退する
の方法に関して、 すぐに実践出来て、かなり効果の高い方法を紹介します。
風邪を引かなくなる方法

それは鼻うがいをすることです。
家に帰ったら、まず手洗い、うがいをする習慣をお持ちの方はそれなりに多いのではないでしょうか。
うがいは外出中にのどに付着したバイ菌を洗い流すのに有効な手段です。
しかし、単純なうがいだけでは十分にバイ菌を撃退できないのです。
なぜなら、のどのバイ菌は洗い流すことができても、咽頭に付着したバイ菌までは洗い流せないからです。
そして、咽頭に付着したままのバイ菌からウィルスに感染し、風邪を引いてしまうパターンが非常に多いです。
風邪を引いた時、のどがイガイガしますが、正確にはのどと鼻の間あたりの部分が赤く腫れていることが多いのです。
自分では確認するのが難しいので分からないですよね。
そこで、この部分を洗い流す方法である、鼻うがいが有効になります。
また、以下の文献によると、鼻うがいは風邪だけではなく、 喘息、関節炎、大腸炎や腎臓病などの病気も予防したり、改善したりすることができるようです。
「鼻うがい」は、鼻の奥、のどちんこの裏側にある上咽頭という場所を洗い流すことです。そしてこの上咽頭は私たちの体の免疫システムに大きな影響を与えている場所なのです。この場所が炎症を起こすと、喘息、関節炎、大腸炎や腎臓病など、治り難いという病気を引き起こすことがわかってきました。この場所の炎症を治せば、こうした病気も治る可能性があるのです。
よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 – 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる 堀田修( 角川マガジンズ,2013年9月)
アズレン鼻うがい
もちろん、普段の生活に鼻うがいを取り入れるだけで、効果は十分にあるのですが、
私がさらにおすすめしたいのは、アズレンという成分が配合されているうがい薬をプラスした鼻うがい法です。
アズレンの成分には、荒れた鼻の炎症を抑え、粘膜を修復する効果がありますので、鼻うがいにより咽頭部分を洗い流してあげることによって、日々の疲れによってできた咽頭の見えない炎症を治癒することができるのです。
また、さわやかな爽快感を感じることができます。
私はこのアズレン鼻うがいを4年以上、ほぼ毎日欠かさず行っています。
ちなみに、私が使っているのはマツキヨのパープルショットうがい薬です。
こちらはダイヤ製薬のパープルショットです。
成分は同じですので、どちらを使われても問題はないと思います。
イソジン鼻うがい
なお、うがい薬であれば何でも良いかと思うのですが、イソジンで同じことをすると鼻が痛くなりがちです。
私自身が実際に試して失敗済みです・・。ちょっと刺激が強いんですかね・・。
また、イソジンは色が濃ゆいので、ケガして鼻血出したみたいになりますので、そういう意味でもおすすめできませんね。
必見!鼻うがいの方法

- 水1リットルに対して小さじ1杯+2分の1(約9g)の塩を溶かした生理食塩水をつくる。
- 私はいつも500mLのペットボトルに小さじ1杯弱(約4.5g)で作ってます。
- うがい1回分は20mLです。
専用洗浄器を使うと測りやすいのでおすすめです。 - アズレン鼻うがいをする場合は、うがい1回分20mLにアズレン1滴をたらす。
- ゆっくりと鼻から生理食塩水を入れる。
※このとき、斜め上を向いて入れると入れやすいです。 - 鼻から入れた生理食塩水を口から出す。
※洗浄液をそのまま飲み込まないよう注意してください。
※注意点
・鼻うがいをした後に鼻をかむ時は、強くかまないようにしてください。軽くかむように。でないと、耳がキーンと痛くなってしまいます。
・また、普段、鼻をかむときは片方の鼻の穴をふさぐと思いますが、鼻うがいをした後は、鼻の穴はふさがずに鼻をかんでください。
これも、耳が痛くなるのを防ぐためです。
意外と難しいので、最初は上手くできないと思います。
私も最初は鼻にいれた水をそのまま飲み込んでしまっていましたが、慣れてくると特に意識しなくてもできるようになりました。
今では、ほぼ毎日欠かさず行っています。
旅行に行くときですら、鼻うがいセットを持参するくらいのハマりようです、、
なにしろ、鼻うがいを始めてから、本当に風邪を引きにくくなったし、風邪を引いても鼻うがいをすると早く良くなります。
うがいした後のスッキリ感が気持ち良すぎて、
外出して室内に入ったときは、鼻うがいをしないと落ち着かないんです。
おすすめ洗浄器具
生理食塩水を入れる洗浄器具ですが、こんな感じのものを買ってください。
ヨガで使われているネティポットが有名ですが、結構使いづらいです。
ただし、私がおすすめするのは、以下に紹介する洗浄液とセットになっているものを 「初回だけ」購入して、洗浄器具だけ流用する方法です。
洗浄液は自分で簡単につくれますからね。
おすすめ鼻うがいセット
洗浄液と専用洗浄器のセットです。
はじめての方におすすめです。
私はまず初めにこちらを購入して、その後は専用洗浄器だけを使います。
洗浄液(整理食塩水)は自分で簡単に作れますので。
鼻うがいにはミネラルウォーターを
鼻うがいに使用する水ですが、出来ればミネラルウォーターをおすすめします。
水道水でも大丈夫だとは思いますが、鼻の奥のデリケートな部分を洗うので、私はミネラルウォーターを使用しています。
ペットボトルで購入しておけば、ペットボトルにそのまま塩を入れて鼻うがい洗浄液が完成するので超楽チンです。
ちなみに、旅行先でも塩さえあればすぐ作れます。
まとめ
それではまとめです。
- 風邪を防ぐには、免疫力をあげるか、のどや鼻に侵入するウィルスを撃退する。
- 通常のうがいでは届かない咽頭が炎症することで風邪をひきやすい。
- 咽頭を洗い流すには鼻うがいが非常に有効。
- 荒れた鼻の炎症を抑え、粘膜を修復するアズレンをプラスした鼻うがいが最強。
耳コミライターのUKでした。それではまた。