相槌を英語スラングで表現できるフレーズ「ya、yap、nope」

相槌を英語スラングで表現できるフレーズ「ya、yap、nope」

皆さんこんにちは、耳コミライターのUKです。

SNSなどで外国人とコミュニケーションをする際に、英語で相槌をしてこなれた感じを出したいと思ったことはありませんか。

そこで、この記事では相槌を英語スラングで表現できるフレーズ「Ya、Yap、Nope」の発音や使い方を紹介します。

これらは、ネイティブが日常会話の中で良く使う、超基本的なスラングですので、マスターしておくと、とても便利ですよ。

スラングとは

スラングとは、日本でいう「ヤバい」みたいな、主に若者が使うくだけた表現です。

どこの世界の言語でも同じだと思いますが、スラングも皆が使い始めて有名になると、常識になり、辞書に載ります。

でも残念ながら、日本の学校の英語の教科書には載っていませんでした。
 ※最新の教科書で取り扱われているかは不明です。

◇スラング = くだけた表現

相槌の英語スラング「Ya、Yap」の発音

ネイティブの会話の中で頻繁に出現する、スラングの中でも最も有名なワードのひとつが、「Ya」です。

色々な使い方をされており、ネイティブにとっては常識となっているスラングです。

発音は「」でOKです。

覚えておくべき代表的な使い方は以下の2つです

※他にも使い方は色々ありますが、ここでは使用頻度の高い使われ方を紹介します。

①「Yes」の代わりに「Ya」、「Yap」を使う

外国人同士の会話で、「ヤッ」て言ってるの聞いたことありますかね。

ネイティブは返事として「Yes(イエス)」の代わりにスラングとして「Ya(ヤア)」、「Yap(ヤップ)」を使います。

意味としては「うん」とか、「りょ!」みたいなニュアンスです

もちろん、「OK(オウケイ)」も使います。

ちなみに「Yeah」の発音も、「ヤア」です。これも返事として使われるのでややこしいですが、意味は全て同じで「Yes」のくだけた表現と覚えておいてください

ちなみに、他にも「yep」、「yepp」、「yup」、「yea」とか色々ありますが、発音はほとんど一緒で、どちらかと言えばチャットとかSNSのようにラフな文章を書くときのバリエーションって感じですね。

逆に、学会発表などのフォーマルな場では「Yes」を使用します

それでは実際の音を聞いてみましょう。
「Ya」、「Yeah」、「Yap」と連続で発音させてみます。

例文1

どうでしたか? ほとんど同じに聞こえませんか?

◇Yesの代わりのスラング:「Ya」、「Yeah」はほとんど同じ発音。
◇他にも「Yap」、「yep」とか色々あるが、口語では使い分けにこだわる必要はない。

②「You」の代わりに「Ya」を使う

さっそく次の例文を聞いてみましょう。

例文2

Ya beautiful 訳:あなたは美しい

「ヤビュティフォ」と言っています。

もともと、「You’re beautiful」というフレーズがくだけて「Ya beautiful」になっています。

文字で書く場合は前者で問題ないのですが、口語として発音する場合は、多くのネイティブが後者の発音をしています。

Nopeは「ノウプ」ですがほぼ「ノウ」でも良い

「No(ノウ)」のスラング「Nope(ノウプ)」も良く使われています。

意味としては「いや」とか「無理~」みたいな感じです。

だんだん、スラングの使い方のニュアンスが分かってきましたかね?

音を聞いてみれば分かりますが、「p」の音がわずかに聞こえるかどうか微妙な感じです。

それではネイティブが良く使う、以下の例文を聞いてみましょう。

Nope nope nope 訳:無理無理無理~!!

Nope nope nope

スラング「Ya」を用いた例文レッスン

それでは、応用として「Ya」を用いた次の例文が聞き取れるかやってみましょう。

例文3

But that’s what I like about ya 

訳:けどあなたのそんなところが好き

と言っています。

今はまだ聞き取れなくても大丈夫です。ここで一度、口に出して自分の耳に慣らしておけば、次に聞いたときには、今より耳にとまるようになります

まずは例文を単語に分解してみましょう。

But that’s what I like about ya
ダッツ アイ ライク アバウ

この文章のポイントは以下の通りです。

「what」の発音は「ワ」になるとこちらの記事で紹介しました。

②「what(ワ)」と「I(アイ)」はリンキングします。母音で始まる単語は前の単語とリンキングするとこちらの記事で紹介しました。

③文末の「t」はフラップTにより、消えて「r」の音に変わると、こちらの記事で紹介しました。この文章では「what」の「t」が消えて、「what I(ワライ)」になります。

what I what I
アイ ワライ

ワライ」の発音を確認してみましょう。

what I

④「like(ライク)」と「about(アバウ)」がリンキングして、「like about(ライカバウ)」になります。

like about like about
ライク アバウ ライカバウ

ライカバウ」の音を確認してみましょう。

like about

なので、この例文の発音は「 ダッツ ワライ ライカバウ 」になります。

もう一度、例文を耳で確認して、口に出して発音してみてください。

口に出して自分の耳で確認することは、かなり効果の高い学習法です。

例文3

聞こえるようになりましたでしょうか。

何度も口に出して練習してみてください。

まとめ

それではまとめです。

☞ スラングとは、主に若者が使うくだけた口語表現。
☞ 「Yes(イエス)」の代わりにスラングとして「Ya(ヤ)」を使う
☞ 「You(ユー)」の代わりにスラングとして「Ya(ヤ)」を使う。
☞ 「No(ノー)」の代わりにスラングとして「Nope(ノウプ)」を使う。

ネイティブの会話を聞き取るためには、スラングを理解することが欠かせません

なぜなら、彼らも私たち日本人と同じように教科書通りの言葉だけで会話するわけではないからです

今回はスラングの基本中の基本である「Ya、Yap、Nope」について、その使い方とカタカナ発音を紹介しました。

皆さんも、ぜひこのカテゴリーで紹介するカタカタ英語をしっかり口に出して耳で音を覚えて、英語力を向上させてください。

耳コミライターのUKでした、それではまた。

 

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